《福島市美容室》縮毛矯正のあれこれ

 

今日は「縮毛矯正」について

お客さまとの会話によく出てくるご質問をまとめてみました

《かける前にまずは違いを知りましょう》

縮毛矯正はストレートパーマではありません

よくご質問いただくんですが

「縮毛矯正じゃなくてストレートパーマはないんですか?」

とよく聞かれます。

個人的な解釈を….

ストレートパーマはあくまでパーマで、一時的にクセを伸ばしてくれますが元に戻る可能性があります。

昔は板に薬剤を塗布して貼り付ける?ことによって伸ばすというのはありました。

少なくても20年近く前から縮毛矯正が主流になり、ほぼなくなったと思います。

縮毛矯正は薬剤を塗布し流してから、アイロンで伸ばして真っ直ぐにするものです。

トリートメント感覚のストレートパーマと言ってる薬剤も立派な縮毛矯正です。

アイロンを使うものは全て縮毛矯正だと認識してください。

《縮毛矯正をしたほうがいいのか?》

縮毛矯正したほうが楽なのかな??

というのもよく聞かれます。

美容師として言わせていただくと….

『おさまらないクセがあってどうしようもない』

というかたはまずご相談ください。

クセと言ってもいろんなクセがあります。

もちろんカットによって生まれるクセもあります。

美容師さんによって切るクセもあります。

ヘアアイロンを必要とするスタイリングは

かけてもいいかもしれない予備軍です。

細かいホワホワするような毛はシャンプーの見直し、スタイリング剤によって

収まる可能性はあります。

ご相談いただいたお客さまで、かけなくてもいいような?というかたもいらっしゃいます。

そこはちゃんとカウンセリングさせていただきます。

《デザインと縮毛矯正の関わり方》

一番難しい部分です。

縮毛矯正をしたから全てのスタイルが可能というわけではありません。

あくまで縮毛矯正の位置付けとして

『以前よりスタイリングが楽になる』

という方が言い方としてはいいのかもしれません。

近年パーマをかけられるお客さまが減ってしまってる現状で

なぜパーマを必要としなくなったか?という問いで

『パーマをかけたら面倒くさそう』

というお声が一番多いです。

昔に流行ったソバージュは、濡らした状態にムースをつけて自然乾燥なんてのが多かったので

正直スタイリングは楽だったのかな?と記憶しております。

20年ぐらい前にはゆるふわなパーマスタイルが流行り

ソバージュの強いウェーブ感から緩いウェーブに

そのころもまだ自然乾燥またはスタイリング剤をつけてドライヤーで作り込む

近年はカールアイロン(コテ)やストレートアイロンが主流になり

ここで縮毛矯正との関わり合いが出てきます。

縮毛矯正をしているとカールがつけづらいという声もお聞きしますが

実際はそこまでいうほどではないのかな?と思ってます。

毛先を内巻きにする程度ならば、そんなに難しくはありません。

S字以上のカールをつけるとなると難しくなってきますが

流行りでS字以上のカールをつけたいという方が減ってきてるような気がします。

ストレートアイロンでナミナミしたスタイルは

果たして縮毛矯正が必要なのか??

とデザインやスタイルによって縮毛矯正の有無が出てきます。

本当にここの見極めが難しいですね。

なのでデザインと縮毛矯正をかけることによるリスクの計算

よく美容師さんにご相談してみてください。

《縮毛矯正は切らないかぎり持続します》

「次の日に取れちゃったんです」

というお声も聞きます。

縮毛矯正は基本取れません。

取れたというより、かかってなかったか?かかりが甘かった?か

薬剤を塗布して、お時間をおいてるので

取れることはほとんどありません。

《縮毛矯正との向き合い方》

何もスタイリングをしなくて、ただ乾かすだけでまとまるといいですよね?

真っ直ぐの度合いもお店によって違うと思います。

もちろん薬剤も違いますので仕上がりにも違いはあります。

縮毛矯正をされる際はお店さんの「履歴」を調べてみてください。

インスタやブログで探してみてください。

お店でやってる写真なのか?違うのか?はすぐわかると思いますので。