《思い返し》いろいろ思うことがあるわけで

 

ふと思いついた時に書く

ちょいと思ったので….

《今になって気づくこと》

今まで自分は4店舗の美容室でお世話になってきました

高校を卒業して18歳〜今のお店を始めるようになるまでの33歳まで

20代という若い頃はほぼスタッフとして

今考えると「いやぁ若かったなぁ」と恥ずかしくなるぐらい

常に「なんでそうなるの?」「上司の考えてることがわからん」などなど

でも自分が経営者になった時に今まで勤めさせていただいたオーナーさんの気持ちが

痛いほどわかり、たまにフラッと会いたくなる。

でもどんな顔して会えばいいのか?というか

会いに行っていいものか?

笑って会える日がくるんでしょうね。

若い頃の自分はただただ「無責任」と思った。

自分の好きな美容師さんがよくインスタのタグつけで

「#当事者意識」

とつけてて「はっ!!」とさせられたのを覚えてます。

当事者=自分がメイン

ということ、人ごとではなく「自分が」なんだということ

お客さんと向き合ってるのは「他人」ではなく「自分」だということ

今はマンツーマンサロンなので痛いほどわかる。

逃げるなんて選択肢は絶対にあり得なく

しっかり向き合う環境

常に自分が主語であり、全ての責任が自分

《一人美容師サロンを選んだ理由》

しっかりと向き合いたい

ただそれだけだったんです。

一緒に働いてくれたスタッフのみんな

みんな良い人で努力家で技術もしっかりしててとても良いスタッフだったと思います。

ただ自分が未熟すぎたというのが悔やまれるところです。

41歳になり、美容業界に入り22年23年弱

いろんなことを見てきました。

そしていろんなお店さんも見てきました。

オーナーがスタッフに求めること

スタッフがオーナーに求めること

オーナーさんは数字的な部分を中心に考えます。

スタッフさんは楽しさや挑戦することを考えます。

なかなかミックスされることは難しく

今ではどちらの意見もわかるんです。

ですがとても難しい問題。

オーナーとして「よし!それでやってみよう!」なんてなかなか言えるもんじゃありません。

スタッフとして「これがやりたいんです!」なんて言いづらい

そういう関係性を作ってしまったんでしょうね

と自分自身にも言い聞かせてます。

譲る譲らないの問題ではなく

どちらも歩み寄らないと叶わないお話だったなと

このご時世、ますます難しくなっていくことでしょう。

チャレンジさせてあげたいオーナー

結果を出したいスタッフ

結局はそこなんです。

自分自身が辿り着いたのは「一人で活きる美容室」

いつかはスタッフさんを雇ってなんて考えてましたが

今は全くそんな余裕もなく

お客さまにも「全部一人でやってもらえるから嬉しい」と言っていただけることが

今の自分の活力として楽しくサロンワークをやらせていただいております。

変わりたければ、まずは自分自身が変わればいい。

そんなことしか言えませんが

今を生き抜くためにはみんな一人一人が「当事者意識」を持って

自分が主語になって。